この記事は、実際に治験で2泊3日や14泊15日と色々な治験を受けた方の体験談になります。
治験で実際にやることや辛いことから楽なことまで紹介していきます。
すごい高額!?治験の流れと参加した謝礼費用をいくら稼げたか教えます。
治験の存在を知ったきっかけは、ネット上で「楽に稼げる裏バイト」として紹介されていて、興味を持ったからです。
私が初めて調べたときも「リスクが高い」ということが書かれていたと記憶しています。
ですが、楽であったことと協力費が高額であったことの誘惑に負けて応募することにしました。
結果として副作用といったことは何も起きていないので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。
治験を始める流れは?
まず治験に参加するには、当たり前ですが治験サイトに登録し、応募することから始まります。
私が登録していたのは、以下の2つでした。
2つに登録していた理由は、自分の都合が良い案件をより見つけやすいからですね。
サイトで登録が終えて応募をしたら、まずは簡単なアンケートに答えます。
そして、応募が採用されると入院する病院で事前の説明会と健康診断を受けます。
説明会は約3時間ほどで、慣れてくると何度も同じ説明を聞かさせて嫌になってきます。
自分の体に関わることなのでしっかり聞くようにしてください。
説明会が終わったあとは健康診断に移ります。
身長体重はもちろんのこと、血圧測定、血液検査、採尿、心電図、問診が行われます。
この中で気を付けるべきなのがBMIと血圧です。
健康診断で落とされる人のほとんどがBMIと血圧に引っ掛りますね。
私も何度か落とされて悔しい思いをしました。
特に体重が70キロ以上や血圧が140以上の人は要注意です。
正確な基準は治験ごとに変わりますが、この2点はどの治験でも共通している基準です。
治験に応募してから健康診断をするまでに時間があくはずなので、そこでしっかりと体調管理をして健康診断にのぞんでください。
この健康診断に合格したら晴れて入院が決まります。
私はこの3年間で7件の治験ボランティアに参加してきました。
短いものだと2泊3日、長いものだと14泊15日にもなります。
協力費は2泊3日で約7万円、14泊15日で約30万円でした。
そのほとんどがジェネリック医薬品の投薬実験です。
治験で一番きつかったことや辛いことは採血の回数!?
入院中、1番きつかったことは採血の回数の多さです。
多いときは1日に20回で、15分おきに採血されます。
痛いのはもちろんなのですが、たまに看護師さんの中にも注射が下手な人がいます。
こういう人にあたると、目もあてられません。
ひどいときには刺すのに失敗して、もういちど注射しなおすということがあります。
心の中では「勘弁してよ・・・」と思いますが、仕方がありません。
痛いのが苦手なひと、注射が苦手な人は不向きかもしれません。
また、入院している間は病院がだす食事をすべて食べきらなくてはなりません。
しかし病院食ですから味も薄いですし、量も少ないですのでそんなに心配はしないで大丈夫です。
しかし、食べ物の持ち込みは厳禁で、間食も許されません。
あと当然ですが、おかわりは許されません。
好き嫌いが多い人や、食事量が多い人はこれが本当に苦痛だと思います。
私は好き嫌いはなかったのですが、大食漢なので入院している間はずっと空腹感に悩まされてきました。
長期入院だと1週間くらいで慣れますけどね。
治験で楽だったことややっても許可されることは?
逆に楽だったことは、採血や投薬など、スケジュールが詰まっていない日はなんでもやり放題だということです。
1日中、寝転がって読書やゲームをしていても怒られません。
病院にはテレビやゲーム機、マンガ、ボードゲームなどが用意されているところがほとんどです。
そのため、気の合う人が2人集まって将棋することもできます。
私の場合、ノートパソコンを持ち込んで仕事をしていました。
Wi-Fiも使い放題なので、通信料を気にする必要もありません。
はっきり言って天国でしたね。
実際に治験を体験しておすすめできる?危険で辛いからやめるべき?
総評としては、「確かにつらいことはあるけれど、好きなことがやり放題で協力費も高額だから喜びの方が圧倒的に大きい」ということになります。
体へのリスクが0だとは決して言えませんが、おかげさまで私はとても楽な生活が送れています。
ご興味のある人はぜひ応募してみてください。
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